ダイエット治療中にED薬は使える?GLP-1や減量との両立を整理

ED

GLP-1ダイエットで減量に取り組んでいる最中、「ED薬も使ってよいのだろうか」と立ち止まっていませんか。体を変えようと頑張っている時期だからこそ、別の薬を足すことに慎重になるのは自然なことです。当院では、ダイエット治療とED治療を別々の悩みとして切り離さず、薬の組み合わせ、体調の変化、生活のリズムまで含めて一緒に整理しています。

減量中だからED治療を我慢する、と決めなくて大丈夫です

結論からお伝えすると、ダイエット治療中であることは、ED治療をあきらめる理由にはなりません。日本性機能学会・日本泌尿器科学会編集のED診療ガイドラインでは、肥満や運動不足などの生活習慣がEDのリスク要因として整理され、生活習慣の改善が治療の土台に位置づけられています。また、肥満があり大きな持病のない35〜55歳の男性110名を対象とした海外のランダム化比較試験でも、食事と運動による減量を2年間続けたグループで勃起機能スコアの改善が報告されています(引用:ED診療ガイドライン 第3版 / 減量と勃起機能に関するランダム化比較試験)。

ただし、この臨床研究は対象や条件が限られた単一の試験であり、全ての方に同じ変化を約束するものではありません。減量そのものは勃起機能にプラスに働き得る一方、「今のGLP-1と並行してED薬を使えるか」は、薬の組み合わせや体調、持病によって判断が変わります。当院では、この2つを分けて考えることを大切にしています。

減量への取り組みと、ED治療は対立しません

体重や血流の状態は勃起機能と関わりが深いため、ダイエット治療はEDの観点でも意味のある取り組みです。「ダイエットの結果が出るまでED治療は我慢」と決める必要はなく、両方の悩みを同じテーブルに載せて整理することができます。

「使えるかどうか」だけは、自己判断しないでください

ED治療内服薬は、狭心症などで使われる硝酸薬やニコランジルとは併用できません。また、減量中は食事の量やお酒との付き合い方、体調そのものが変わりやすく、薬の感じ方に影響することもあります。インターネットの情報だけで組み合わせを決めず、今使っている薬を伝えたうえで、医師と一緒に確認していきましょう。

GLP-1ダイエット中ならではの確認ポイント

ひとくちにダイエット治療といっても状況はさまざまです。当院では、GLP-1ダイエットを利用中の方の場合、次の2つの視点でお話を伺っています。

当院のGLP-1ダイエットの基本と注意点

当院のGLP-1ダイエットは、食事の前に自己注射を行い、食欲を抑えることで減量を目指す自由診療です(例:マンジャロ2.5mg ¥6,000)。軽度の吐き気や下痢、便秘などの消化器症状、食欲不振、頭痛、めまい、疲労感のほか、特にインスリンとの併用時には低血糖への注意が必要です。また、1型糖尿病の方、妊娠中・授乳中の方、肝臓・腎臓・心臓などに重大な疾患のある方は、そもそも治療を受けられない場合があります。こうした情報は、ED治療を検討するときの判断材料にもなります。

体調がゆらぎやすい時期は、ED薬の使い始めを焦らない

GLP-1の使い始めや量を変えた直後は、吐き気や食欲低下などで体調が安定しないことがあります。体調がすぐれない時期に新しい薬を試すと、何が原因の不調か分かりにくくなるため、当院ではED薬を使い始めるタイミングも含めて、無理のない進め方をご提案しています。

診察時に医師へ伝えたいことチェックリスト

ダイエット治療とED治療を並行して考えるときは、次の5点をメモして来ていただくと、短い診察時間でも話が深く進みます。お薬手帳やスマートフォンの写真でも十分です。

    使用中のGLP-1の薬剤名・量・開始時期:他院で処方を受けている場合も、分かる範囲で構いません。
  • 減量の経過と目標:体重の変化が分かると、体調の波も読み取りやすくなります。
  • ほかに使っている薬・サプリメント:硝酸薬など、ED薬と併用できない薬がないかを確認します。
  • EDで困っている場面:パートナーとの予定の前、疲れている日の夜など、具体的な場面が薬選びの手がかりになります。
  • 気になる副作用や体調の変化:吐き気やめまい、食欲低下が続いている場合は、先に整える順番をご提案します。

すべてを完璧に話す必要はありません。伝え忘れがあっても、診察の中で医師が順番に確認しますので、ご安心ください。

両立の進め方と、当院のED治療の選択肢

    体調
  • タイミング
  • 薬の組み合わせ
  • 費用

両立を考えるときに整理したい論点は、大きくこの4つです。GLP-1で体調が安定しているか、ED薬を使いたい場面はいつか、併用できない薬がないか、そして続けやすい費用かどうか。この順番で確認すると、判断に迷いにくくなります。

内服薬は「使いたい場面」から考えると選びやすくなります

当院のED治療内服薬は自由診療です。短時間で効果を感じやすいタイプや、長く効果が続きやすいタイプなど特徴の異なる薬があり、会食の予定がある日、週末にゆっくり過ごしたい時など、場面に合わせて選べるようご案内しています。主な副作用としては頭痛やほてりなどが知られていますが、程度には個人差があります。公開している料金は次のとおりです。

名称成分量料金
ED治療薬B25mg¥1,500
50mg¥1,700
ED治療BF50mg¥900
ED治療S10mg¥2,000
20mg¥2,500
ED治療P10mg¥2,000
20mg¥2,700

薬を増やすことに抵抗がある方には、低出力体外衝撃波で血流の改善を目指す機器治療「ED MAX」(初回¥20,000)を比較する選択肢もあります。非侵襲的な治療で通常はダウンタイムがほとんどありませんが、一時的な腫れや痛み、感度の変化には注意が必要です。

当院での考え方

ダイエット治療もED治療も、「体と生活を立て直したい」という同じ気持ちから始まる相談です。当院では、どちらかを後回しにする前提ではなく、体調と優先順位を確認しながら、無理なく並行できる順番を一緒に探します。

よくある質問

Q

GLP-1ダイエット中でも、ED薬の相談はできますか?

A

はい、ご相談いただけます。


GLP-1の薬剤名や使用量、体調を確認しながら、安全に検討できる条件を整理します。当院でGLP-1ダイエットを受けている方も、他院で処方を受けている方もご相談可能です。

Q

GLP-1注射とED薬を同じ時期に使っても問題ありませんか?

A

体調や薬の内容によって判断が変わります。


組み合わせの可否や始める順番は、薬剤の種類、体調、持病によって異なります。確認できた情報をもとに、診察時に医師が個別にご説明します。

Q

減量できれば、ED薬を使わずに改善しますか?

A

改善が報告された研究はありますが、個人差があります。


減量で勃起機能スコアの改善を報告した臨床研究はありますが、全ての方に当てはまるわけではありません。減量と並行して薬を使う選択肢も含めて整理できます。

Q

ダイエットの相談とED相談を同じ日にできますか?

A

はい、同じ診察の中で整理できます。


当院はGLP-1ダイエットとED治療の両方をご案内しているため、別々のクリニックへ通い直す必要はありません。

Q

吐き気やめまいが続いているときはどうすればよいですか?

A

無理をせず、まず症状をご相談ください。


体調が安定しない時期は、新しい薬を急がず、症状を整える順番を優先します。症状が強い場合や長引く場合は、早めの受診をおすすめします。

ご予約方法

恵比寿医院では、GLP-1ダイエットなどの減量治療とED治療を、同じ院内でご相談いただけます。予約時に「ダイエット治療中」と一言添えていただくと、当日のご案内がスムーズです。


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※EDやAGAなどメンズ医療の治療方針は、症状や既往歴、服薬状況によって異なります。自由診療のため、費用やリスクを含めて診察時に医師が確認します。