お酒を飲む日にED薬は使える?飲酒と服用タイミングの注意点

「お酒を飲む日でも、ED治療内服薬は使えるのか」「服用は飲む前と後のどちらがよいのか」。会食やデートを控えた方から、当院でも特に多くいただくご質問です。この記事では、飲酒とED治療内服薬の一般的な関係、飲酒当日の服用タイミングの考え方、そしてよくいただく疑問への答えをまとめて整理します。

お酒を飲む日にED治療内服薬は使える?まず基本の考え方

飲酒とED治療内服薬の併用は、一律に禁止されているわけではありません。ただし、アルコールの影響の出方には個人差が大きく、飲む量や体調、薬の種類によって考え方が変わります。当院では、飲酒の予定がある日こそ「飲む量」「食事」「服用のタイミング」を分けて整理することをおすすめしています。

日本性機能学会・日本泌尿器科学会編集のED診療ガイドラインでは、飲酒を含む生活背景もあわせてEDを評価する考え方が示されています。また、アルコールには少量では緊張を和らげる面がある一方、量が増えると中枢神経の働きが抑えられ、性的な刺激への反応が鈍くなりうることが知られています(引用:ED診療ガイドライン 第3版厚生労働省 e-ヘルスネット「アルコール」)。これらは一般的な知見であり、お一人おひとりへの当てはめ方は診察時に確認します。

どんな飲み方を想定しているかで、整理の仕方が変わります

同じ「お酒を飲む日」でも、生活背景によって気をつけたいポイントは異なります。

    会食で1〜2杯程度たしなむ予定の日
  • デートで食事とお酒をゆっくり楽しむ日
  • 終わりの時間が読めない飲み会がある日
  • もともと飲む量が多くなりがちな方

飲み過ぎは、薬の働き以前に勃起の反応そのものを妨げることがあります

ED治療内服薬は、性的な刺激があったときの血流の反応を助ける薬です。多量の飲酒で刺激への反応自体が鈍くなっていると、薬を使っても効果を感じにくくなることがあります。また、薬は血管を広げる方向に働くため、お酒の量が多い日と重なると、めまいや血圧の下がりすぎ、頭痛などが出やすくなる可能性も指摘されています。「薬が効かなかった」と感じた日が、実は飲み過ぎの日だったというケースは珍しくありません。

当院での考え方

お酒を飲む生活を変えなければ薬を使えない、という考え方はしていません。飲み方は人それぞれで、影響の出方にも個人差があります。

当院では、飲酒の頻度や量、当日の予定の立て方まで含めて、無理のない使い方を診察時に一緒に整理しています。

飲酒当日の服用タイミングは、予定からの逆算で考えます

「飲酒の何時間前に服用すべきか」に、全員共通の正解はありません。ED治療内服薬には、作用があらわれるまでの時間や持続時間が比較的短いタイプと長いタイプがあり、食事の影響の受けやすさも薬によって異なるためです。当日の流れから逆算して、場面別に考え方を整理すると判断しやすくなります。

当日の場面タイミングの考え方
会食の前に済ませたい食事やお酒が始まる前の、空腹に近い時間帯を候補にする
食事をしっかり取る予定脂っこい食事で吸収が遅れる薬があるため、薬のタイプを事前に確認する
終わりの時間が読めない作用時間の長いタイプを含めて、服用時刻に縛られにくい選択肢を相談する
飲んだ後に使うか迷う飲酒量と体調を優先し、深酔いした日は見送る判断も持っておく

食事の内容で、吸収が影響を受ける薬があります

ED治療内服薬の中には、脂肪分の多い食事の後に服用すると吸収が遅れ、効果を感じるまでに時間がかかりやすいタイプがあります。一方で、食事の影響を比較的受けにくいとされるタイプもあります。会食やデートなど食事とセットの予定が多い方は、この違いを知っておくだけでも当日の組み立てがかなり楽になります。どの薬がご自身の予定に合うかは、診察時に医師がご説明します。

飲酒当日に意識したいことのチェックリスト

    飲む量の上限を先に決めておく
  • 食事と服用の順番をイメージしておく
  • 初めての薬は大事な予定の前に一度試す
  • 体調が悪い日は使わない判断も持つ

当院のED治療内服薬と料金

当院では、以下のED治療内服薬を自由診療(公的医療保険適用外)でご案内しています。診察でご希望やご予定をうかがったうえで、医師が処方の可否と薬の種類をご説明します。

名称成分量料金
ED治療薬B25mg¥1,500
ED治療薬B50mg¥1,700
ED治療BF50mg¥900
ED治療S10mg¥2,000
ED治療S20mg¥2,500
ED治療P10mg¥2,000
ED治療P20mg¥2,700

ED治療内服薬では、頭痛、ほてり、鼻づまり、めまいなどの副作用が起こることがあり、感じ方には個人差があります。狭心症などで使われる硝酸薬を服用中の方は併用できないため、持病やお薬がある方は、お薬手帳をお持ちのうえ診察時にお知らせください。

よくある質問|お酒とED治療内服薬

飲酒とED治療内服薬について、当院でよくいただくご質問をまとめました。気になる項目から開いてご覧ください。

Q

お酒を飲んだ後に服用しても大丈夫ですか?

A

飲んだ量と体調によります。


少量の飲酒であれば併用が一律に禁止されているわけではありません。ただし、量が多い日はめまいや血圧低下が出やすくなる可能性があり、効果も感じにくくなりがちです。迷う日は無理に使わず、ご自身の飲み方を診察時に共有しておくと判断しやすくなります。

Q

服用は飲酒の何時間前がよいですか?

A

全員共通の正解はありません。


薬のタイプによって、効果があらわれるまでの時間や持続時間、食事の影響の受けやすさが異なります。当日の予定から逆算した目安は、処方時に医師がご説明しますので、会食やデートの流れを具体的にお伝えください。

Q

食事と一緒だと効きにくくなりますか?

A

食事の影響を受けやすい薬があります。


特に脂肪分の多い食事の後では、吸収が遅れて効果を感じるまでに時間がかかりやすいタイプがあります。食事の影響を受けにくいとされるタイプもあるため、会食が多い方はその点も含めて診察時にご相談ください。

Q

飲み会の終わり時間が読めない日はどう考えればよいですか?

A

作用時間の長いタイプも含めて整理する方法があります。


持続時間が比較的長いタイプであれば、服用時刻を細かく合わせる負担が小さくなることがあります。予定の立て方やお酒の量も含めて、ご自身の生活パターンに合う選択肢を診察時に一緒に整理しましょう。

Q

お酒と一緒だと副作用は強く出ますか?

A

出やすくなる可能性があります。


薬とアルコールはどちらも血管を広げる方向に働くため、量が重なると頭痛、ほてり、めまいなどが出やすくなることがあります。感じ方には個人差があるため、過去に気になった症状があれば診察時にお伝えください。

Q

お酒をよく飲む生活でも処方してもらえますか?

A

はい、生活に合わせてご相談いただけます。


飲酒の習慣があることを理由に、一律にお断りすることはありません。当院では、持病や併用中のお薬、ふだんの飲酒量を確認したうえで、医師が処方の可否と使い方をご説明します。飲み方を責めることはありませんので、ありのままお話しください。

Q

かなり酔ってしまった日は、服用を見送るべきですか?

A

無理に使わない判断をおすすめします。


深く酔った状態では、性的な刺激への反応が鈍くなりやすいうえ、ふらつきや血圧低下のリスクも考えられます。その日は見送り、次の機会に向けて飲み方やタイミングを見直すほうが安心です。不安が残る場合は次回の診察でご相談ください。

ご予約方法

恵比寿医院では、会食やデートなどお酒を飲む予定が多い方の服用の考え方も、生活パターンに合わせてご相談いただけます。処方を決めきる前の疑問の整理だけでも大丈夫です。診療時間は10:00~21:00(土日18:00まで)です。


お電話でのご予約の場合はこちら

03-6277-1079

お電話での受付は診療時間内に限られますが、メールフォームとLINEは24時間受付しております。飲酒の習慣など対面で話しづらいことは、先に文章で共有いただいても構いません。

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※本記事は、当院でよくいただくご質問を整理したものです。個別の適応や費用、注意点は診察時に状態を確認しながらご説明します。