健康診断で血圧や血糖、脂質を指摘されたあとに、性機能の変化まで気になり始めると、「別々の問題なのか」「まず何科に相談すべきか」で迷いやすくなります。当院では、原因を一つに決めてから来ていただくのではなく、健診結果、服薬、困っている場面を一緒に整理しながらご相談を伺っています。この記事では、健診結果とEDが同時に気になるときに、受診前にまとめておきたいことを整理します。
この記事で整理できること
- 血圧・血糖・脂質の異常とEDが一緒に語られやすい理由
- 受診前に持っておくと診察が進みやすい数値や薬の情報
- 当院で安全性を確認しながら治療の選択肢を整理する流れ
健診結果とEDが同時に気になるのは、珍しいことではありません
EDは気持ちの問題だけで起こるものではなく、血流、神経、ホルモン、心理的な緊張などが重なって起こります。日本性機能学会・日本泌尿器科学会編集のED診療ガイドラインでも、生活習慣病、血管障害、神経障害、心理的要因などを含めて評価する考え方が示されています(引用:ED診療ガイドライン 第3版)。健診結果と性機能の変化が同じ時期に気になり始めたとしても、不自然なことではありません。
| 健診で見直したい項目 | EDの相談で一緒に見たい視点 |
|---|---|
| 血圧 | 未治療なのか、治療中なのか。最近の数値に大きな波がないか |
| 血糖・HbA1c | 最近のコントロール状況と、のどの渇きや体重変化などがないか |
| LDLや中性脂肪 | 血管リスクとしてどの程度意識されているか |
| 腹囲・体重 | ここ数か月で増減があったか |
| 喫煙・運動習慣 | 血流面の負担が重なっていないか |
EDは、血管や代謝の状態を見直すきっかけになることがあります
同ガイドラインでは、生活習慣病や服薬、心理的背景などを含めて評価することが大切にされています。また、Princeton IVコンセンサスでは、EDを心血管リスク評価のきっかけとして捉える考え方が示されています。つまり、EDだけを切り離して考えるより、健診結果と合わせて確認したほうが診察の精度が上がりやすいということです。
一方で、健診で数値が少し高かっただけで、すぐにEDの原因が決まるわけではありません。研究やガイドラインは集団全体の傾向を示すもので、個々の症状の出方には差があります。当院でも、数字だけで結論を急がず、生活背景や服薬、困る場面のほうを同じくらい重視しています。
数値が軽度でも、相談しておく意味があります
EDは、はっきりした病気が見つかる前の段階でも自覚されることがあります。健診で「経過観察」と言われた程度でも、生活背景と合わせて一度整理しておくと、後から症状の変化を追いやすくなります。
数字だけでなく、生活の変化を同じ時間軸で見ることが大切です
体重増加、運動量の低下、喫煙再開、睡眠不足などは、健診結果にも性機能にも影響し得ます。当院では、症状と数値を別々に見るのではなく、「何が同じ時期に変わったか」を診察で丁寧に確認しています。
受診前に整理しやすいのは、この4点です
長いメモは必要ありません。以下の4点だけでもあると、健診結果とEDの関係を診察でかなり整理しやすくなります。
01いちばん新しい健診結果
血圧、HbA1c、空腹時血糖、脂質、体重変化などが分かる紙やアプリ画面があれば十分です。異常値を丸暗記する必要はありません。
02今飲んでいる薬やサプリ
高血圧、糖尿病、脂質異常の治療薬に加えて、頓用薬やサプリメントも相談材料になります。お薬手帳や写真でも構いません。
03どんな場面で困っているか
毎回なのか、疲れている日だけか、朝の反応はどうかなど、症状の出方に波があるかを一言で整理しておくと、身体要因と生活要因を切り分けやすくなります。
04今日の受診で一番知りたいこと
薬が使えるか知りたい、健診結果との関係を整理したい、費用も含めて全体像を聞きたいなど、優先順位が一つあるだけで診察が進めやすくなります。
当院での相談では、数字そのものより「今の安全性」を見ています
当院では、健診で何かを指摘された方ほど、まず「内服薬を安全に検討できる状態か」「追加で確認したいことがあるか」を整理します。血圧や心血管リスク、血糖・HbA1c、脂質の状態は、安全性を考えるうえで診察時に確認しておきたい情報です。
たとえば、高血圧や糖尿病の治療中であれば、薬の種類や最近のコントロール状況を確認しますし、胸の症状や動悸が強い場合は、そちらの評価を優先したほうがよいこともあります。安全面が整っていれば、ED治療内服薬の考え方や、必要に応じてED MAXのような選択肢まで整理できます。
当院での考え方
健診結果とEDの相談は、どちらか片方だけを先に片づけるものではありません。数字の背景にある生活や通院状況を整理したうえで、安全に次の一歩を考えることを大切にしています。
当院では、何をどこまで確認してから治療の話に進むかを、患者さんの不安の大きさに合わせて順番にご説明しています。
治療の話に進む前に、自由診療の全体像も確認できます
当院のED治療は自由診療です。ED治療内服薬は1錠ごとのご案内で、料金は¥900〜¥2,700、ED MAXは初回¥20,000からの回数コースです。ED MAXは非侵襲的な治療法で、通常はダウンタイムがほとんどない一方、一時的な腫れや痛み、感度変化に注意が必要です。
受診の目的が「治療を始めること」ではなく、「健診結果と一緒に整理したい」という段階でも問題ありません。費用やリスクを含めて見通しを持てること自体が、次に動くための材料になります。
よくある質問
Q
健診で軽く異常を指摘された程度でも、EDの相談をしてよいですか?
Q
健診で軽く異常を指摘された程度でも、EDの相談をしてよいですか?
A
はい。むしろ相談しやすいタイミングです。
数値が大きく崩れていない段階でも、今の血圧や血糖、服薬状況を踏まえて相談しておくと、安全性の整理がしやすくなります。
Q
健診結果が手元にないと受診できませんか?
Q
健診結果が手元にないと受診できませんか?
A
なくても大丈夫です。
正確な数値がなくても、最近血圧や血糖を指摘された、薬が始まった、といった情報だけで診察は進められます。後日結果を見ながら整理する形でも問題ありません。
Q
糖尿病や高血圧があると、ED治療は受けられませんか?
Q
糖尿病や高血圧があると、ED治療は受けられませんか?
A
一律に受けられないわけではありません。
持病の内容や今のコントロール状況、服薬の種類によって確認点は変わります。当院では、まず安全に検討できる条件がそろっているかを見ています。
Q
まずは薬ではなく、健診結果との関係だけ聞きたいです。
Q
まずは薬ではなく、健診結果との関係だけ聞きたいです。
A
そのご相談でも構いません。
受診の目的を最初に決めきる必要はありません。関係を整理してから治療の話に進むほうが安心な方も多くいらっしゃいます。
Q
予約時に何と書けばよいですか?
Q
予約時に何と書けばよいですか?
A
健診結果とEDの両方が気になっている、と一言で十分です。
LINEや予約フォームで、血圧や血糖を指摘されたこと、今いちばん気になることを短く添えていただければ、当院で確認の順番を考えやすくなります。
ご予約方法
恵比寿医院では、健診結果とEDの両方が気になる方のご相談も承っています。治療を急いで決める前に、安全性と選択肢を整理したい方も、ご都合のよい方法でご連絡ください。




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