持病の薬とEDの関係とは|血圧・心の薬を飲んでいる人のための相談ガイド

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普段飲んでいる薬とEDの関係を先に整理しておきましょう

 高血圧やコレステロール、心の不調などで薬を飲んでいる男性の中には、「もしかしてこの薬のせいで勃ちが悪くなったのでは?」と不安になる方も少なくありません。

実際、一部の薬には性機能に影響しやすいものがあり、EDの一因となるケースがあります。ただし、自己判断で薬をやめてしまうと、命に関わる病気が悪化するおそれもあります。本記事では、持病の薬とEDの関係、受診前に整理しておきたいポイント、そして恵比寿医院でご相談いただける治療やサポートについて、できるだけ分かりやすく解説します。

普段飲んでいる薬がEDに影響することはある?

血圧を下げる薬、心の不調に使う薬、前立腺の症状を和らげる薬などの中には、副作用として性欲の低下や勃起しにくさが出ることがあるものもあります。これは、血流やホルモン、神経の伝わり方に薬が関わっているためで、からだを守るための働きの“裏側”として性機能に影響が現れるイメージです。

ただし「その薬を飲めば必ずEDになる」というわけではなく、同じ薬を飲んでいても全く問題がない方もたくさんいます。大切なのは、「薬の影響も可能性の1つかもしれない」と知ったうえで、持病とEDの両方を安全にコントロールしていくことです。薬の変更や中止は、必ず主治医と相談しながら慎重に行う必要があります。

EDに影響しやすいといわれる薬の種類

 具体的な薬の名前よりも、「どんな働きの薬なのか」を知っておくと、相談の際に話しやすくなります。ここではあくまで一般的なイメージとして、性機能に影響することがある薬の種類をまとめます。

薬のタイプの例主な目的EDへの影響のイメージ注意してほしいポイント
一部の降圧薬血圧を下げて心臓や血管を守る血流や自律神経の変化で勃起しにくさを感じる人も自己判断で中止すると脳卒中・心筋梗塞のリスクが高まるおそれがある
心の薬(抗うつ薬など)不安・うつ状態を和らげる性欲の低下や射精しにくさなどが出る場合がある症状が安定していても勝手にやめると再発リスクが高まる
前立腺や排尿の薬排尿しづらさを改善する一部の薬で射精の違和感や勃起への影響が報告されることがある前立腺の病気の状態によっては継続がとても大事
睡眠薬・抗不安薬の一部不眠や強い不安感の軽減眠気やだるさから性欲が落ちたように感じることがあるいきなりやめると不眠や不安が悪化することがある

デスクワークそのものは急に変えづらくても、「EDのサイン」に早めに気づけると、生活の見直しや治療につなげやすくなります。次のような項目にいくつ当てはまるか、一度チェックしてみてください。

ここに挙げたものはあくまで一例であり、「このタイプの薬=EDになる」という意味ではありません。また、同じカテゴリの中でも性機能にほとんど影響しにくい薬も多く存在します。

気になる方は、薬の名前だけで判断するのではなく、「いつごろから、どんな変化を感じるようになったか」をセットで伝えることが大切です。

薬の影響によるEDかもしれないときのチェックポイント

 薬の影響が関わっているかもしれないサインとして、次のようなポイントがあります。当てはまるからといって必ずしも薬が原因とは限りませんが、医師に相談する際の目安になります。

このような変化がある場合、「薬の影響もあり得る」「持病そのものの影響かもしれない」「年齢や生活習慣の変化も関わっているかもしれない」など、いくつかの可能性を一緒に整理していくことが大切です。

自己判断でお薬を止めてしまうと、元の病気が悪化してしまうため、必ず医師に相談しましょう。

持病の薬とED治療薬の飲み合わせで気をつけたいこと

 ED治療薬は、血管を広げてペニスの血流を良くする薬です。そのため、心臓の病気で使われる一部の薬(硝酸薬など)と一緒に飲むと、血圧が大きく下がってしまう危険があり、併用できない組み合わせがあります。

また、重い心臓病やコントロールできていない高血圧・糖尿病などがある場合も、安全性を慎重に確認する必要があります。だからこそ、ED治療を検討するときには、「今飲んでいる薬をすべて医師に伝えること」がとても重要です。恵比寿医院では、

内服している薬の内容を確認したうえで、ED治療薬が使えるかどうか、量や飲み方をどうするかを一緒に検討します。必要に応じて、かかりつけの先生と情報を共有しながら進めていくこともあります。

※参考:「医療広告ガイドライン」(厚生労働省)

受診前に整理しておきたい情報まとめ

 診察の際に、「どんな薬を、どのくらいの期間飲んでいるか」が分かると、原因の整理や治療方針の検討がスムーズになります。来院前に、次のような情報をメモしておくのがおすすめです。

受診前に整理しておくとよい項目の例

簡単なメモでかまいませんし、「お薬手帳」や処方箋の写真を持参していただいても大丈夫です。情報が多いほど、EDと持病・薬との関係を丁寧に整理しやすくなります。

恵比寿医院でご相談いただけるED治療とサポート

恵比寿医院では、まず問診で持病や服用中の薬、生活習慣、EDの症状の出方などを丁寧に伺い、安全に行える治療の範囲を一緒に確認します。そのうえで、ED治療薬(内服薬)によるサポートや、血管性EDの原因にアプローチする衝撃波治療「ED MAX」など、状態やご希望に合わせた治療を提案しています。

ED治療薬は多くの方で勃起を助ける効果が期待できますが、頭痛やほてり、動悸、消化不良などの副作用が出る場合があり、心臓の薬との飲み合わせによっては使用できないケースもあります。ED MAXは外来で受けられる機器治療で、血流の改善を目指しますが、一時的な痛みや違和感、効果の出方や持続期間には個人差があります。

どの治療にもメリット・デメリットがあるため、「持病の薬とどう両立するか」「自分の生活スタイルに合うか」という視点も含めて、患者さんと相談しながら決めていく方針です。

まとめ|薬があっても、一人で抱え込まずに相談を

 持病の薬とEDの関係は複雑で、「この薬のせいだ」と簡単に言い切れるものではありません。ただ、血圧や心の薬など、一部の薬で性機能に影響が出ることがあるのも事実です。

大事なのは、「命を守るための薬を勝手にやめないこと」と、「EDの悩みも遠慮せずに伝えること」の両立です。恵比寿医院では、現在の治療内容や飲んでいる薬も含めて全体像を確認しながら、できる範囲でEDの改善を目指すお手伝いをしています。

「薬を飲み始めてから勃ちが気になり始めた」「持病があるからED治療を受けていいのか不安」という方は、まずは一度ご相談ください。LINEや予約フォーム、お電話からご予約いただけますので、「話だけ聞いてみる」くらいの気持ちで受診していただいて大丈夫です。

よくあるFAQ

Q

高血圧の薬を飲み始めてから勃ちが悪くなった気がします。薬を変えてもらった方がいいですか?

A

高血圧の薬の中には性機能に影響しやすいものもありますが、血圧を安定させることは命を守るうえでとても重要です。自己判断で中止せず、「いつごろからどんな変化があったか」を主治医やEDを相談する医師に伝えたうえで、薬の調整やED治療を検討していくことが大切です。

Q

抗うつ薬や抗不安薬を飲んでいますが、ED治療薬は使えますか?

A

症状や飲んでいる薬の種類によって、使える場合と注意が必要な場合があります。ED治療薬との直接の相性だけでなく、睡眠・メンタル状態も含めて安全性を確認する必要があるため、必ず服用中の薬をすべて伝えたうえで医師と相談してください。

Q

 薬の影響でEDになった場合、薬をやめれば元に戻りますか?

A

薬を調整することで性機能が改善するケースもありますが、必ず元通りになるとは限りません。年齢や生活習慣、もともとの病気の状態など複数の要因が関わっていることが多く、薬の調整とED治療、生活習慣の見直しを組み合わせて考えることが多いです。

Q

持病の薬を飲んでいても、ED治療を受ける意味はありますか?

A

 はい、持病があっても安全性を確認しながらED治療を行うことで、性生活の満足度や自信の回復につながることがあります。完全に元通りにならなくても、「前より不安が減った」と感じる方も多いため、一度相談してみる価値はあります。

Q

どの薬がEDに影響しているのか、自分で見分けることはできますか?

A

飲み始めた時期や症状の変化からある程度推測することはできますが、専門的な知識がないと判断を誤るおそれがあります。お薬手帳を見ながら、医師と一緒に整理していく方が安心で、他のリスクも見落としにくくなります。

Q

ED治療をかかりつけの病院にはEDの話をしづらいです。恵比寿医院だけで相談してもいいですか?

A

もちろん構いません。まず恵比寿医院でEDについてご相談いただき、そのうえで必要に応じてかかりつけ医と連携する形も可能です。どこまで共有するかも含めて、ご本人の希望を伺いながら進めます。

Q

受診のとき、どの程度まで薬のことを話せばいいですか?

A

分かる範囲で構いませんが、「薬の名前」「飲む回数とタイミング」「いつから飲んでいるか」が分かるととても参考になります。お薬手帳や処方箋の写真を見せていただく形でも大丈夫です。

Q

まだ症状は軽いのですが、薬とEDの関係が気になっています。今のうちに相談してもいいですか?

A

むしろ「少し気になるかな」という段階で相談しておくと、薬の見直しや生活習慣の調整、早めのED対策につながりやすくなります。我慢できなくなるまで待つ必要はありませんので、不安を感じたタイミングでご相談いただいて大丈夫です。