40代以降で急にED？「年齢のせい」と片付ける前に知っておきたいこと

40代・50代で増えるED、その原因は「複合的」です

EDの主な原因は大きく分けて、血管や神経の老化などの器質的要因、ストレスや不安といった心理的要因、そしてホルモンや生活習慣の乱れによる機能的な要因があります。40代以降では、これらが同時に複合的に起こりやすくなるため、明確に「これが原因」とは断定できないことがほとんどです。血圧や血糖の変動、睡眠の質の低下、体力の衰え、そしてプレッシャーなど、どれも単体では軽くても、積み重なることで勃起反応に影響が出ることがあります。

「年齢のせい」と放置することで起こる悪循環

「もう歳だから仕方ない」と思い込み、何も対策をしないままにすると、EDの進行を早めてしまうケースがあります。機能が落ちた状態に慣れてしまい、自信の低下やパートナーとの距離が広がることも。

不調を放置することで、体だけでなく心理的な面でも不安が強まり、交感神経が優位になって勃起に必要なリラックス状態が作れなくなるという悪循環に陥る可能性があります。年齢を理由にあきらめる前に、自分の状態と丁寧に向き合ってみることが大切です。

まずはできることから｜改善につながる4つの生活習慣

EDの改善には、医療的な治療だけでなく、日常の中でのセルフケアが非常に重要です。

こうしたシンプルな習慣でも、神経・血流・ホルモンのバランスが整いやすくなり、勃起反応が安定するきっかけになります。まずは「整える生活」から始めてみましょう。

まずはできることから｜改善につながる4つの生活習慣

40代・50代のEDでは、薬による一時的な補助に加え、自分の機能を取り戻すためのアプローチを希望する方も増えています。当院では、薬を使わずに血流や神経の反応をサポートするED-MAX（衝撃波治療）を導入しており、通院しやすく体に負担の少ない選択肢としてご相談いただいています。「治す」というより「整える」感覚で、自分の身体に合った方法を選べる時代です。年齢にとらわれず、まずは今できることから始めてみませんか。