ED治療でよく使われる内服薬とは|タイプ別の特徴と選び方

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ED治療の内服薬について先に全体像を整理しておきましょう

ED治療というと、まず内服薬(飲み薬)をイメージする方が多いと思います。よく使われる内服薬にはいくつか種類があり、「効き始めるまでの時間」「持続する時間」「自分の生活リズムとの相性」によって、向き・不向きが変わってきます。

ただ、「一番強い薬が一番良い」というわけではなく、体質や持病、飲んでいる薬との相性を見ながら選ぶことが大切です。このコラムでは、代表的なED治療の内服薬のタイプと特徴、選ぶときの考え方、注意したい副作用、そして恵比寿医院での向き合い方についてまとめます。

ED治療で使われる内服薬の基本

現在よく使われているED治療の内服薬は、「PDE5阻害薬」と呼ばれるグループに入る薬です。血管を広げてペニスへの血流を助けることで、性的刺激があるときの勃起をサポートします。「飲めば自動的に勃つ薬」ではなく、あくまで“勃ちやすい状態を手伝う薬”というイメージです。

代表的なものとして、シルデナフィル(先発薬の名前としてバイアグラが有名)、タダラフィル(シアリスなど)、バルデナフィルなどがあり、それぞれ効き始めや持続時間、食事の影響の受けやすさなどに違いがあります。どれもED治療薬として広く使われていますが、体質やライフスタイルによって合う・合わないがあるため、「人気だから」「知っている名前だから」という理由だけで選ぶのではなく、自分に合ったタイプを見つけていくことが大切です。

主なED治療薬のタイプと特徴のイメージ

ここでは、よく使われる内服薬を「効き方の特徴」でざっくり分けてイメージしやすくまとめます(あくまで一般的な目安であり、実際の効果や持続時間には個人差があります)。

タイプのイメージ個人輸入代表的な成分例のED薬持続時間の目安向いているシーンの例
短時間型シルデナフィル系など30〜60分後くらい「このあと性行為の予定がある」ときにタイミングを合わせて使いたい人
中〜長時間型中〜長時間型バルデナフィル系など30分前後比較的しっかり効き目を実感したい人
超長時間型タダラフィル系など1〜2時間後くらい「週末にかけて余裕を持って過ごしたい」「タイミングを細かく決めたくない」人

短時間型は、「飲んで数時間のあいだを狙って使う」イメージで、初めて試すときに選ばれやすいタイプです。超長時間型は、効果が持続しているあいだならタイミングに少し幅を持たせやすい一方で、「ずっと効いている感じが気になる」と感じる方もいます。

どれが“もっともよく選ばれているか”は、年齢やライフスタイルによっても変わるため、「自分とパートナーの過ごし方と相性が良いかどうか」を基準に考えるのがおすすめです。

どの内服薬が合いそうか考えるときのチェックポイント

実際に薬を選ぶときは、名前よりも「自分の暮らし方」と「体の状態」に目を向けてみると整理しやすくなります。

選ぶときに考えておきたいこと

これらを踏まえたうえで、診察時に「こういう使い方をしたい」というイメージを伝えると、医師側も候補を絞りやすくなります。同じ成分でも用量によって効き方や副作用の出やすさが変わるため、最初は少なめの量から始めて様子を見ていくことも多いです。

内服薬でよくある副作用と注意しておきたいこと

ED治療薬は、多くの方で安全に使われている薬ですが、どの薬にも副作用が出る可能性があります。よくあるのは、頭痛、顔のほてり、動悸、鼻づまり、消化不良などで、多くは時間とともにおさまる軽いものです。ただ、体質によってはつらく感じることもあるため、「我慢すべきか」「薬の量を変えた方がいいか」は、自己判断せずに医師に相談するのがおすすめです。

また、心臓病の治療でニトログリセリンなどの硝酸薬を使っている場合は、ED治療薬と併用できません。血圧が大きく下がる危険があるため、使用中の薬は必ず正直に伝える必要があります。内服薬はあくまでも「必要なときにサポートしてくれる道具」であり、無理に増やしたり、自己判断で海外製品や個人輸入品を使ったりすることはおすすめできません。

内服薬だけに頼りすぎないために意識したいこと

ED治療薬は、多くの人にとって頼りになる選択肢ですが、「薬を飲めばそれで全部解決」というものではありません。血管の状態、生活習慣、ストレス、パートナーとの関係など、背景にあるものを整えないままだと、「薬を飲まないと不安」「効きが弱くなってきた気がする」といった悩みが出てくることもあります。

内服薬を使うときは、「体からのサインを無視しない」「生活習慣やメンタルのケアも並行して考える」という意識を持っておくと、長い目で見たときの安心感が変わってきます。「薬をやめること」だけをゴールにする必要はありませんが、年齢や体の変化に合わせて、治療の方針をときどき見直していくことが大切です。

恵比寿医院での内服薬の選び方と相談の流れ

恵比寿医院では、ED治療のご相談があった際、まず問診で「いつごろから、どんな場面で勃ちにくさを感じているか」「性欲の変化」「持病や服用中の薬」「仕事やストレスの状況」などを丁寧に確認します。そのうえで、内服薬が使えるかどうか、安全面に問題がないかをチェックし、複数ある薬の中から、生活リズムやご希望に合いそうなものを一緒に選んでいきます。

初めての方には、反応を見ながら調整しやすい容量からスタートすることが多く、「短時間型から試す」「週末に合わせて長めに効くタイプを検討する」など、具体的な使い方も含めて相談しながら決めていきます。また、内服薬だけでなく、血流にアプローチする衝撃波治療「ED MAX」なども組み合わせられる体制があり、「まずは薬だけ」「その次のステップとして機器治療も視野に入れたい」といったご希望にも対応しています。

どの治療も効果や持続時間には個人差があり、副作用の可能性もゼロではないため、メリットと注意点をしっかりお伝えしたうえで、無理のないペースで進めることを心がけています。

まとめ|「一番強い薬」より「自分に合う薬」を

ED治療の内服薬にはいくつかのタイプがあり、「もっともよく選ばれる薬」が人によって違うのは、年齢や体質、パートナーとの関係、生活リズムがそれぞれ違うからでもあります。大切なのは、「一番強い薬」や「一番有名な薬」を探すことではなく、「自分とパートナーにとって使いやすく、安全に続けやすい薬」を見つけることです。

そのためには、ネットの情報だけで決めてしまうのではなく、体の状態や生活背景も含めて医師と相談しながら選んでいくことが大切です。恵比寿医院では、内服薬の種類や特徴を丁寧に説明しつつ、「まずは少しだけ試してみたい」「薬に頼りすぎたくない」といった気持ちも含めてお話をうかがいます。「自分にはどの薬が合いそうか知りたい」「そもそも薬を使っていい体なのか不安」という段階でも構いませんので、LINEやWEB予約フォーム、お電話から、お気軽にご相談ください。

よくあるFAQ

Q

ED治療薬は、飲めば必ず勃つ薬ですか?

A

いいえ、性的な刺激があるときに勃起しやすくする「サポート薬」です。飲んだだけで自動的に勃つわけではなく、気持ちや状況が整っていることも大切です。

Q

 一番よく選ばれているED治療薬はどれですか?

A

 軽い食事や少量のお酒であれば問題ない場合もありますが、脂っこい食事や飲みすぎは効き目に影響することがあります。また、お酒の量が多いとそもそも勃起しにくくなることもあるため、なるべく控えめにしておくのがおすすめです。

Q

 食事やお酒と一緒に飲んでも大丈夫ですか?

A

あります。今の体の状態を確認したり、飲んでいる薬が自分に合っているかを見直したりすることは、これからの安全のためにも大切です。使用中の薬の情報をできる範囲でお伝えいただければ、一緒に整理していけます。

Q

副作用が出たら、どうすればいいですか?

A

軽い頭痛やほてりなどは時間とともにおさまることも多いですが、つらいと感じる場合や、胸の痛み・強い動悸などが出た場合は、すぐに使用を中止して医療機関を受診してください。次回からの量や薬の種類を調整することで、使い続けられる場合もあります。

Q

他の病院でもらった薬を飲みながら、恵比寿医院で違う薬に変えてもらうことはできますか?

A

可能な場合もありますが、今飲んでいる薬の内容やタイミング、体調の変化を確認する必要があります。お薬手帳や処方内容が分かるものをお持ちいただけると、安全に切り替えられるかどうか判断しやすくなります。

Q

ED治療薬を飲み続けると、効き目が弱くなっていきませんか?

A

長く飲み続けることで体が慣れてしまうといった明確なデータはありませんが、年齢や生活習慣、血管の状態の変化によって「効きにくくなった」と感じることはあります。その場合は、生活習慣の見直しや治療内容の再検討が必要になることもあります。

Q

若いうちからED治療薬に頼るのは良くないですか?

A

 20〜30代でも、ストレスや心因性の要素、生活習慣などが重なってEDになることはあります。必要以上に「若いのに」と責める必要はありませんが、若年のEDではメンタルや生活習慣の影響も大きいことがあるため、薬だけに頼らず原因を整理していくことが大切です。

Q

初診でいきなり薬だけもらうことはできますか?

A

持病や飲んでいる薬の内容、EDの状態を確認し、安全性に問題がないと判断できれば、その日のうちに処方できることもあります。ただし、すべての方が対象になるわけではなく、状況によっては検査や他の医療機関での確認を優先した方が良い場合もあります。